みなさんは思い入れのある携帯ゲーム機をお持ちですか??
この12月で、私のゲームボーイアドバンス(GBA)が家に来て20年経ちます。幼少期に親に購入してもらった大切なデバイスなので、これを機に整備を行いました。
現状(Before)
現状のGBAはこちらのような状態です。
フロントスクリーンのキズが目立ちますね。左上にある”ノの字”状の線キズは門限に迫られて焦っている最中、アスファルトに突入してしまった際にできたもので、よく覚えています。
ゲームボーイからゲームに触れ始めたので、当時は映像がカラーであることに感動していた記憶です。
この画像では見えませんが、裏蓋のツメも折れていてテープで留めている状態です。
また、遊ぶ際の致命的な問題として「ボタンの反応がかなり鈍い点」と「十字キーのシリコンが切れていて押し心地が悪い点」があります。
特にスタートボタンが反応しないため、手持ちの「雀四郎2 GB」のプレイを始められないというような悲劇がありました。
整備箇所
今回は、以下の3点を整備しました。
1. フロントスクリーン
フロントスクリーンの交換を行いました。純正品はプラスチック製ですが、インターネットで調べていたらガラス製の互換品がありましたため、今回は視認性の高いガラス製を選択しました。
2. 裏蓋
裏蓋を交換しました。留める際のテープのベタベタが気になるため、解消されるだけでもクオリティオブゲームが改善しますね。
こちらも互換品が売っていたため、同じ色のものを注文しました。
当時はバッテリーパックを使用していた記憶がありますが、現在なら市販のリチウムイオン電池の方が手軽に使用できるかなと思います。
3. 接点
ボタンの反応がすこぶる悪いため、接点復活剤を塗りました。接点復活剤は、キーボードやマウスの反応が悪い際にも役立つので、あると便利なアイテムの一つですね。
(※実施後、ブログを書く際にHPを確認してみたら、”●導電性ゴムの接点には使用しない。”との注意書きがありましたので、使用されない方が良いのかもしれません…)
整備後(After)
こちらが整備後の状態です。
キズ1つない画面になりましたね。つい電源を入れてみたくなるくらいの美しさで、大きな改善点かなと思います。
裏蓋も交換してみました。よくよく見るとGAMEBOYのフォントが細長い気もしますが、ツメの存在意義は大きいことを考えると無問題ですね。
接点部の変化は画像では説明できませんが、明らかに反応がよくなりました。スタートボタンも問題なく反応するようになりました。
のちのちシリコン側についてしまった接点復活剤を拭き取ったので、欲張って塗りすぎには注意ですね。
まとめ
無事、整備が完了しました。2022年現在でも部分補修用の部品が入手できるなんて、調べてみるまで思いもよりませんでした。
GBAはGBA SPと違って、変換せずともイヤホンが使えたり、専用バッテリーではなく汎用リチウムイオン電池が使えたり、コロコロカービィが逆さにならなかったりといい点もあるので、使える状態で大切に保有しておきたいですね。
ボタンのシリコン部分も別途注文を行っているので、到着して時間があるときに交換を行おうと思います。
では、みなさんもよい携帯ゲーム機ライフを!